グッド・ワイフ シーズン1 ★★★★
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■概要
法廷物+ダンナの疑惑。
第一話冒頭のバカダンナが夫人同伴で辞任会見に臨むシーンは、2008年3月にアメリカで実際にあった話、エリオット・スピッツァーのニューヨーク州知事辞任会見がベースになっているそうです。この人の場合は売春。会見の映像をこのページの一番下に張ったので、そういうつもりで見てみると興味深いかも。
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■感想
第一話では主人公が完璧な逆境におかれたところからスタートし、これはかなりしんどい話になりそうだと思っていたらうまくまとめてくれました。アシスタントがいい感じです。
このまま弁護士ものでいくとも思えませんが、どんな方向に進むのでしょう。
その後の追記
どうやら「法廷物+ダンナの疑惑」という方向のようですね。
しかしダンナには今んとこ同情の余地がないなあ。ハメられたっぽい伏線もチラホラあるけれども。ダンナを見るときのジュリアナ・マルグリースの氷点下な視線がたまりません。
さらに追記
ダンナの「疑惑」じゃなくて「贖罪」ですね。無実を主張してるわけじゃないので。
このいまいち自分の立場をわきまえずアリシアの浮気をうたがったりしちゃうバカダンナがこの先アリシアに贖罪できるのかってなところで。・・・こういうタイプはまたやるだろうなぁ。
いい感じできてたのに、シーズン1最後の方で不倫するのしないのみたいなのがメインになってしまったので★-1。
やるにしてももっと抑制してほしい。おまえらやる気まんまんすぎ。
あと浮気相手の口説き方が気持ち悪いぞ。
いつもはバランスのとれたキャラなのに、なんで口説くときだけ熱病にうかされたみたいになるんだ。
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■キャスト
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アリシア・フロリック(ジュリアナ・マルグリース) 主人公。始めて見たのはERの看護婦役でした。 不思議な美しさがある女優さんです。'66年生まれのひのえうま。ずっと彼女はネイティブアメリカン系かと思ってたんですが、両親ともユダヤ人なんですね。 劇中では非白人に好かれることが多いのがちょびっと気になりますけどもあれって「弱者の味方」って表現なんでしょうか。弁護士検事は白人社会なだけに、えぐいなあ。 ちなみに吹き替えはデスパのキャサリン野沢由香里さん。優しくて可愛い声が素敵です。 |
カリンダ・シャルマ(アーチー・パンジャビ) アーチー・パンジャビは'72年ロンドン生まれ。 「S系アシスタント」を憎めない感じで好演してます。 彼女はこの役で'10年エミー賞助演女優賞受賞! 抜け目のない彼女はシーズン1第5話でダイアンに交渉して自分のギャラアップに成功しますが、「陪審コンサルタントのギャラは3ヶ月で10万ドルですが私のギャラはその4分の1です」「それはあんまりね」「ええ、あんまりですよね」 って共感した人はいないと思う。 |
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ピーター・フロリック(クリス・ノース) セックス・アンド・ザ・シティの彼氏。 この人はこういう「脇が甘い」役がよく似合います。 悪い意味で子供なのがうまく表現されててムカツキます。 ガウでホワイトベースに特攻しちゃうタイプ。 中田譲治さんのやけにベタついたしゃべりの物まねがマイブーム。(マイナーすぎる上に似てなくて100%伝わらない) |
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ダイアン・ロックハート(クリスティーン・バランスキ) いろいろな作品に出演し、受賞歴も多数ある女優さんなんですが、その・・・何度見ても・・・猿に似てます・・・。 |
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カイト・マクベイ(ゲイリー・コール) どんなドラマに出てもいつも強いアメリカ的ガチ保守白人を演じるゲイリー・コール。 このドラマでは比較的まともな人間のようですが、いつDVを始めるかとひやひやしながら見てます。 |
■制作
リドリー・スコット
トニー・スコット
ロバート・キング&ミッシェル・キング ←夫婦プロデューサー
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■TV放送
NHK BS2 毎週火曜23:00~放送中
文字通り体を張って元ネタを提供したエリオット・スピッツァーの辞任会見
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