幸せの処方箋

幸せの処方箋 シーズン1 ★★★
幸せの処方箋 シーズン2 第1話でギブ

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■概要
型破りな看護婦長が硬直的な病院で活躍する・・・キムタクのドラマみたいだな。

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■感想

主人公のキャラがすごくまずいです。

主人公は看護婦長で、患者と直接相対するので、患者を第一に考えるあまり病院のルールを破りまくります。(医師の指示を無視するなど!)

多くの場合それが良い結果を招くわけですが、主人公がルールを破らざるを得ない必然性が十分でないため、ただルールを無視してるだけ、他人の仕事に対する尊重が足りない、と見えてしまいます。
常識的に見て、何回か担当者に訴えたけどダメだったから、というのはルールを破る正当性にはならないのですが、この人の場合には、それで十分ルールを無視する理由に値するらしいのですよね。

さらに悪いことに、主人公はそういう自分の行動を正しいと思ってるフシがあり、例えば医師の命令を無視することで患者の命と病院を大きなリスクにさらしているという反省が全くない。
この人は自分の周囲しか見えてないにもかかわらず、自分を過信して独断で越権行為に走っているわけで、これじゃあ頭の悪い新卒と一緒です。

シーズン2になると、病院が倒産して他の病院にスタッフ一同転属となります。
そこには保身第一の古株看護婦長が色々と非合理なことをやっていて、主人公がこの看護婦長と戦ってシステムを合理化していくシーズンになるのかなと思っていました。実際、第一話の途中まではよかった。

しかしこの主人公、またルール破りをやります。
悪玉と戦ってればいいのに。
ダメだこいつ。

というわけでギブ。

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