海外ドラマのいいところ

海外ドラマ、といっても私の場合、ほとんどがアメリカドラマですが。
我が家が地デジになりCSで海外ドラマが見られるようになって以来、日本のドラマを見なくなってしまいました。
海外ドラマの魅力は、なんでしょう?
思いつくままに書いてみたいと思います。

魅力その1.キャストがみんなプロの役者
当たり前なんですがね・・・大根や棒読みはいません。
最初は好みでない俳優でも見てるうちにだんだん魅力的に見えてきてしまうのは、ドラマに必要なのが容姿ではなくて演技だということの証拠だと思います。

魅力その2.シナリオのレベルが高い
日本のドラマは登場人物の「思い」を重視しているのか、ヤマ場では何でも「説得」とか「心の叫び」で解決してしまいます。それに対して、アメリカドラマでは「物語の起伏と説得力」を重視しているように思えます。あるテーマに沿って起承転結、伝えるべきことを伝えて物語が終わったら、そこでバサーっと終わったりします。今日の事件で登場人物がどんな風に感じたか、というのは、そりゃ見てればわかるでしょと言わんばかりに。
それだけ、物語のリアリティや説得力を増すための時間をぎりぎりまで増やしていると言ってもよいかもしれません。それがあるから、どんでん返しがきちんと機能し、騙されてしまうのでしょう。

魅力その3.シーズン制
人気がなければ打ち切りになるのは日本もアメリカも同じでしょうが、アメリカドラマの場合は複数シーズンを継続する展開が当初から構想されていることが多いようで、そのため複雑な伏線をはったり、キャラの造形を深めたりすることができますが、こういうスタイルは日本ではあまり採用されていませんね。

魅力その4.知った顔を見つける
あるドラマに出演していた俳優さんに、ほかのドラマで思いがけなく遭遇することがあります。
「あれ、この人はどっかで見たことが・・・あぁ、24のローガン大統領だ!」みたいに。
まあ俳優さんなので、いろんなドラマに出るのは当たり前なのかも知れませんが。
見てるこちらとしては、その人の別な側面を見れたようで、ちょっとうれしい。
その一方、日本に輸出されるようなヒット作のあれこれで共通する役者さんをちらほら見かけるというのは、アメリカの役者の層の厚さを考えると、新人がのし上がっていくのがいかに厳しいかを現している、そんなふうにも思えます。

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