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■概要
アメリカで大ヒットした刑事ドラマ。
主人公パトリック・ジェーンはカリフォルニア州捜査局と行動をともにするが刑事ではなく、コンサルタント。
物語全体の焦点は、ジェーンの妻子を殺害した連続殺人鬼レッド・ジョンとの攻防。
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■感想
主人公のパトリック・ジェーン(男です)が魅力的すぎる!
実はメンタル操作がそんなに役に立ってない回もあるのだけど、キャラの魅力で帳消し。
また女上司リズボンがジェーンとの掛け合い時に見せる表情が可愛く、やんちゃな弟を持った姉のように見えるのも◎。
イントロで流れる曲が人を小馬鹿にしたような感じなのもグー!ここに郷田ほづみさんのナレーションを入れたのはナイス判断ですよ。スカしてます。見下してます。たまりません。
ところで私は吹き替えで見ているのですが、シーズン1最終話で不自然に棒読みで音声レベルも合ってなくて異様というか心霊現象みたいで不気味なのが2人いました。あれは何だったのでしょう。次長課長の亡霊でしょうか。
シーズン2第2話「The Scarlet Letter(緋文字)」が傑作。
犯人の意外性、ジェーンの推理の良さに加えて、容疑者を引き留めておいてその間に車を捜査することでCBIメンバーの有能さを表現しています。
主人公がスーパーマンなドラマは多いけども、主人公の周りにいる人がまぬけに見えないような、こういう配慮は気が利いてます。
(これは古くて新しい問題なのかも・・・日本ではウルトラマンで、科学特捜隊の隊員の一人が「ウルトラマンさえいれば俺たちいなくてもいいじゃないか」と戦闘を拒否する回がありました)
さらにイッチャンの圧力要素と、レッドジョンに執着するジェーンが「常軌を逸してる」要素も入って、非常に立体的に仕上げられてます。
ラストのチョウのセリフも良かった。ここに持ってくるために、捜査中にチョウのデートの話をしてたんだね。
脚本は、シーズン2、7、18話を担当したTom Szentgyorgyi(←何て読むんだ?)。
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■キャスト
パトリック・ジェーン(サイモン・ベイカー) | |
一見ただのジェームズ・ボンドくずれに見えますが、なかなかどうしてイヤな野郎です。でもそこがいい。 大人なら隠したいことをひっぺがして揶揄するような、いわゆるトリック・スターなんですよね。 吹き替え声優さんはデスパのトム・スカーボにしてボトムズキリコ、郷田ほづみさんです。 彼のスカした声がばっちり合ってます! |
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テレサ・リズボン(ロビン・タニー) | |
カリフォルニア州捜査局を率いる女ボス。 ごつい顔をしてますが、姉キャラを見るにつけ可愛く見えてきます。 これが演技の力なんだなあ。 |
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ヴァージル・ミネリ(グレゴリー・イッツェン) | |
リズボンの上司。 主役の写真も載せないくせにグレゴリー・イッツェンの写真を掲載ッ!偏っているッ! ファンだからやむを得ません。 この人、24のシーズン5であのキモいキモいローガン大統領をやってた人です。いやアレはよかった! |
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■TV放送
2010年5月~ CSスーパードラマTVで放送中。
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